ハードウェア情報を表示するコマンドの使用例等をまとめました。
※目次をクリックすると目次の下部にコンテンツが表示されます。
lsblkでブロックデバイスとファイルシステムを表示
・利用可能なブロックデバイスの一覧を表示
・表示項目
NAME デバイス名
MAJ:MIN メジャーおよびマイナーデバイス番号
RM リムーバブルデバイスかどうか
SIZE そのサイズ
RO 読み取り専用デバイスかどうか
TYPE そのタイプ
MOUNTPOINT デバイスのマウント先
例)ツリー形式で表示
・表示項目
NAME デバイス名
MAJ:MIN メジャーおよびマイナーデバイス番号
RM リムーバブルデバイスかどうか
SIZE そのサイズ
RO 読み取り専用デバイスかどうか
TYPE そのタイプ
MOUNTPOINT デバイスのマウント先
例)ツリー形式で表示
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT sr0 11:0 1 1024M 0 rom vda 252:0 0 20G 0 disk tqvda1 252:1 0 500M 0 part /boot mqvda2 252:2 0 19.5G 0 part tqVolGroup-lv_root (dm-0) 253:0 0 17.6G 0 lvm / mqVolGroup-lv_swap (dm-1) 253:1 0 2G 0 lvm [SWAP] vdb 252:16 0 180G 0 disk /data
例)一覧として表示
$ lsblk -l NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT sr0 11:0 1 1024M 0 rom vda 252:0 0 20G 0 disk vda1 252:1 0 500M 0 part /boot vda2 252:2 0 19.5G 0 part VolGroup-lv_root (dm-0) 253:0 0 17.6G 0 lvm / VolGroup-lv_swap (dm-1) 253:1 0 2G 0 lvm [SWAP] vdb 252:16 0 180G 0 disk /data
blkidでブロックデバイスに関する情報を表示
・利用可能なブロックデバイスに関する情報を表示。
・root権限が必要。
・汎用一意識別子(UUID)、ファイルシステムのタイプ(TYPE)、ボリュームラベル(LABEL)などの属性を表示
例)
・root権限が必要。
・汎用一意識別子(UUID)、ファイルシステムのタイプ(TYPE)、ボリュームラベル(LABEL)などの属性を表示
例)
# blkid /dev/vda1: UUID="880e135b-・・" TYPE="ext4" /dev/vda2: UUID="55BEiq-B・・" TYPE="LVM2_member" /dev/mapper/VolGroup-lv_root: UUID="ea043a・・" TYPE="ext4" /dev/vdb: LABEL="ephemeral0" UUID="9d99a・・" TYPE="ext3" /dev/mapper/VolGroup-lv_swap: UUID="e89d8・・" TYPE="swap"
・-pおよび-o udevのコマンドラインオプションを使用して、さらに詳しい情報を取得することも可能。
例)
# blkid -po udev /dev/vda1 ID_FS_UUID=880e135b-9・・・ ID_FS_UUID_ENC=880e13・・・ ID_FS_VERSION=1.0 ID_FS_TYPE=ext4 ID_FS_USAGE=filesystem
findmntでマウント情報を表示
・現在マウントされているファイルシステムの一覧を表示。
・マウントポイント先(TARGET)、ソースデバイス(SOURCE)、ファイルシステムのタイプ(FSTYPE)、関連するマウントオプション(OPTIONS)を表示。
例)
・マウントポイント先(TARGET)、ソースデバイス(SOURCE)、ファイルシステムのタイプ(FSTYPE)、関連するマウントオプション(OPTIONS)を表示。
例)
$ findmnt TARGET SOURCE FSTYPE OPTIONS / /dev/mapper/VolGroup-lv_root ext4 rw,relatime,b |-/proc proc proc rw,relatime | |-/proc/bus/usb /proc/bus/usb usbfs rw,relatime | |-/proc/sys/fs/binfmt_misc binfmt_m rw,relatime |-/sys sysfs sysfs rw,relatime |-/dev devtmpfs devtmpfs rw,relatime,s | |-/dev/pts devpts devpts rw,relatime,g | |-/dev/shm tmpfs tmpfs rw,relatime |-/boot /dev/vda1 ext4 rw,relatime,b |-/data /dev/vdb ext4 rw,relatime,b
例)通常の一覧として表示
$ findmnt -l TARGET SOURCE FSTYPE OPTIONS /proc proc proc rw,relatime /sys sysfs sysfs rw,relatime /dev devtmpfs devtmpfs rw,relatime,size= /dev/pts devpts devpts rw,relatime,gid=5 /dev/shm tmpfs tmpfs rw,relatime / /dev/mapper/VolGroup-lv_root ext4 rw,relatime,barri /proc/bus/usb /proc/bus/usb usbfs rw,relatime /boot /dev/vda1 ext4 rw,relatime,barri /data /dev/vdb ext4 rw,relatime,barri /proc/sys/fs/binfmt_misc binfmt_m rw,relatime
例)特定のファイルシステムを表示
$ findmnt -t ext4 TARGET SOURCE FSTYPE OPTIONS / /dev/mapper/VolGroup-lv_root ext4 rw,relatime,barrier=1,data=ordered /boot /dev/vda1 ext4 rw,relatime,barrier=1,data=ordered /data /dev/vdb ext4 rw,relatime,barrier=1,data=ordered
lscpuでCPUに関する情報を表示
lscpuコマンドの実行例
$ lscpu Architecture: x86_64 CPU op-mode(s): 32-bit, 64-bit Byte Order: Little Endian CPU(s): 3 On-line CPU(s) list: 0-2 Thread(s) per core: 1 Core(s) per socket: 1 Socket(s): 3 NUMA node(s): 1 Vendor ID: GenuineIntel CPU family: 6 Model: 15 Stepping: 11 CPU MHz: 3066.704 BogoMIPS: 6133.40 Hypervisor vendor: KVM Virtualization type: full L1d cache: 32K L1i cache: 32K L2 cache: 4096K NUMA node0 CPU(s): 0-2
-
システム管理
- CentOSのブートの流れ、ランレベルの指定
- CentOS6のrc.sysinitスクリプトの処理内容の概要
- procファイルシステムの概要
- sysctlコマンドでカーネルパラメータの参照、変更
- cron、anacronで自動定期実行
- at、batchコマンドの概要
- CentOS6のシステムログ
- rsyslogの設定方法
- システムログのローテート設定
- CentOSのハードウェア情報を表示するコマンド
- CentOSでパーティション、スワップ、ディスク情報を確認
- LinuxのLVMの概要と表示コマンド
- ボリュームグループ、論理ボリューム作成、ファイルシステム作成、マウント設定、物理ボリュームを追加
- CentOSで論理ボリューム、ext4ファイルシステムを拡張
- CentOSのLVMでボリュームグループから物理ボリュームを削除
- WindowsからCentOS6にリモートデスクトップする手順
- viエディタの使用方法
- HTMLのマニュアルをLinuxのターミナル画面上で読む
- findコマンドで直近に更新されたファイルを調べる方法
- Linuxでディスク使用量が多いディレクトリを調べる方法(1)
- Linuxでディスク使用量が多いディレクトリを調べる方法(2)
- psコマンドで全プロセスを表示する方法と表示結果の見方
- プロセス階層、プロセスグループ、セッションを確認するには?
- psコマンドでスレッドに関する情報を表示するには?
- netstat、nmapを使ってリッスンポートを確認する方法
- vmstatコマンドでシステムの状況をモニター
- シェル変数と環境変数の違い
- CentOSのユーザー環境設定ファイル(bashrc、profile)
- 日本語設定、シェル環境設定
- umaskはどこで設定されている?
- CentOS6の各種ネットワーク設定ファイルとインタフェース制御スクリプト
- CentOS6のTCPラッパーの概要と設定方法
- LinuxのNetworkManagerプロセスの概要
- CentOS6のユーザー管理の概要とコマンド操作
- ファイルのパーミッション設定、ディレクトリは要注意
- Linuxでスティッキービットが設定されているか確認する方法
- sudoで特定のコマンドのみをroot権限で実行する
- RHEL6、CentOS6の64ビットサポートとhuge pages
- RHEL6、CentOS6の64ビットサポートとNUMA
Linuxコマンド操作
シェル環境設定
ネットワーク関連
ユーザー管理、権限
64ビットサポート
-
CentOSの概要
- RHEL6、CentOS6の64ビットサポートとhuge pages
- RHEL6、CentOS6の64ビットサポートとNUMA
- CentOS6インストール手順のメモ
- CentOSのブートの流れ、ランレベルの指定
- procファイルシステムの概要
- sysctlコマンドでカーネルパラメータの参照、変更
- CentOS6の各種ネットワーク設定ファイルとインタフェース制御スクリプト
- cron、anacronで自動定期実行
- at、batchコマンドの概要
- CentOS6のシステムログ
- rsyslogの設定方法
- システムログのローテート設定の確認
- CentOSのハードウェア情報を表示するコマンド
- CentOSでパーティション、スワップ、ディスク情報を確認
- LinuxのLVMの概要と表示コマンド
- ボリュームグループ、論理ボリューム作成、ファイルシステム作成、マウント設定、物理ボリュームを追加
- CentOSで論理ボリューム、ext4ファイルシステムを拡張
- CentOSのLVMでボリュームグループから物理ボリュームを削除
- WindowsからCentOS6にリモートデスクトップする手順
- viエディタの使用方法
- HTMLのマニュアルをLinuxのターミナル画面上で読む
- findコマンドで直近に更新されたファイルを調べる方法
- Linuxでディスク使用量が多いディレクトリを調べる方法(1)
- Linuxでディスク使用量が多いディレクトリを調べる方法(2)
- ディスク使用量が多いディレクトリを抽出するbashスクリプト
- psコマンドで全プロセスを表示する方法と表示結果の見方
- プロセス階層、プロセスグループ、セッションを確認するには?
- psコマンドでスレッドに関する情報を表示するには?
- netstat、nmapを使ってリッスンポートを確認する方法
- 日本語設定、シェル環境設定
- CentOSのユーザー環境設定ファイル(bashrc、profile)
- umaskはどこで設定されている?
- シェル変数と環境変数の違い
- CentOSのネットワークフィルタリング設定を一から行う
- CentOS6のTCPラッパーの概要と設定方法
- CentOS6のユーザー管理の概要とコマンド操作
- ファイルのパーミッション設定、ディレクトリは要注意
- Linuxでスティッキービットが設定されているか確認する方法
- sudoで特定のコマンドのみをroot権限で実行する
システム管理
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ネットワーク関連
ユーザー管理、権限