RPMコマンドで既存サービスの確認

現状サーバーで動作しているサーバーサービスについて、起動スクリプト、設定ファイル、ログ、マニュアルなどの情報が必要になった際は、RPMコマンドで確認する事ができます。

“man rpm” でrpmコマンドの使い方を確認する事ができますが、管理人がよく使う方法をsshを例に紹介します。
 
●RPMパッケージ名を確認する
 
(実行例)
# rpm -qa | grep ssh
openssh-server-5.3p1-70.el6_2.2.x86_64
openssh-5.3p1-70.el6_2.2.x86_64
libssh2-1.2.2-7.el6_1.1.x86_64

 
sshのサーバーのパッケージ名は”openssh-server”、クライアンは”openssh”と推測できます。
 
●sshのサーバーのマニュアルの保存場所を確認する

(実行例)
# rpm -qd openssh-server
/usr/share/doc/openssh-server-5.3p1/HOWTO.ssh-keycat
/usr/share/man/man5/moduli.5.gz
/usr/share/man/man5/sshd_config.5.gz
/usr/share/man/man8/sftp-server.8.gz
/usr/share/man/man8/sshd.8.gz

一番上の行は、テキストファイルなのでmoreコマンドなどでそのまま読む事が出来ます。
 
それ以下の4行は、manコマンドで、”man sshd_config”などと入力すれば、マニュアルを読む事ができます。
 
●設定ファイルの保存場所の確認
 
設定変更を行う場合は、まず設定ファイルの場所を確認する必要があります。ネットで設定変更方法を調べて、変更方法が分かったとしても設定ファイルの場所は、OSの種類、インストール方法(RPM、ソース)、バージョンなどに
よって異なる可能性があります。
 
(実行例)
# rpm -qc openssh-server
/etc/pam.d/ssh-keycat
/etc/pam.d/sshd
/etc/ssh/sshd_config
/etc/sysconfig/sshd

 
ファイル名からすると、”/etc/sysconfig/sshd”がopenssh-serverのサーバーサービスの設定ファイルと推測できます。
 
●起動スクリプトの配置場所
 
設定変更が終了すると、サービスの再起動が必要になる場合があります。起動スクリプトの配置場所は、Linuxの場合は”init.d”ディレクトリにある場合が大半なので、管理人は次のように調べています。
 
(実行例)
# rpm -ql openssh-server | grep init
/etc/rc.d/init.d/sshd
 
以上のように、インターネットで逐一調べなくても、サーバー内でrpmコマンドや
manコマンドを使用すると現状サーバーで動作しているサービスの内容を確認する事が出来ます。
 
初めてで全く知識がない状態では、サーバー内のマニュアルでは理解するのが難しいかと思いますが、ある程度知識がつき、慣れてくると、いちいちネットで検索して調べずに済み、作業性も上がってくるかと思います。

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