CentOS6.5ではデフォルトでconsole-kit-daemonというデーモンプロセスが実行されています。このプロセスの概要についてまとめました。
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$ ps -ef root 2903 1 0 Jul25 ? 00:00:00 /usr/sbin/console-kit-daemon --no-daemon >
2)どのパッケージに属する?
$ rpm -qf /usr/sbin/console-kit-daemon
ConsoleKit-0.4.1-3.el6.x86_64
3)ConsoleKitパッケージの設定ファイル一覧
$ rpm -qc ConsoleKit
/etc/ConsoleKit/seats.d/00-primary.seat
/etc/event.d/ck-log-system-restart
/etc/event.d/ck-log-system-start
/etc/event.d/ck-log-system-stop
4)ConsoleKitパッケージの文書ファイル一覧
$ rpm -qd ConsoleKit
/usr/share/doc/ConsoleKit-0.4.1/AUTHORS
/usr/share/doc/ConsoleKit-0.4.1/COPYING
/usr/share/doc/ConsoleKit-0.4.1/NEWS
/usr/share/doc/ConsoleKit-0.4.1/README
5)ConsoleKitパッケージの概要
“yum info ConsoleKit”コマンドでパッケージの概要を確認しました。
①サマリー
System daemon for tracking users, sessions and seats
②URL
http://www.freedesktop.org/wiki/Software/ConsoleKit
③説明
・ConsoleKitは、ユーザーがシステムにログインし、どのようにコンピュータを使用しているか(どのキーボード、マウスを使用しているかなど)を追跡するためのシステムデーモン。
・システムメッセージバスを介した非同期通知をサポートする。
●ConsoleKitとは?
・ConsoleKitは、ユーザー、ログインセッション、seatを定義、追跡するためのフレームワーク。
●seatとは?
・seatとは、セッションとハードウェア(通常は少なくてもキーボードとマウスは含む)のセットのコレクション。
・seat上では、一時点で一つのセッションしかアクティブになれない。
●セッションとは?
・セッションは、一つの共通の祖先を起源とし、シークレット情報を保持するすべてのプロセスのコレクション。
・このシークレットは、ログインマネージャによってXDG_SESSION_COOKIEという名前でプロセス環境内で保存されている。
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- Linuxのinitプロセスのジョブ設定
- initctlコマンド概要、使用方法
- Linuxのdbus-daemonプロセスの概要
- Linuxのmodem-managerプロセスの概要
- Linuxのacpidプロセスの概要
- Linuxのhaldプロセスの概要
- Linuxのconsole-kit-daemonプロセスの概要
- Linuxのdhclientプロセスの概要
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- Linuxのmingettyプロセスの概要
- Linuxのutil-linux-ngパッケージの概要
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- Linuxのudevdプロセスの概要
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