Angular2の基本構成の中心であるモジュール、コンポーネントについての概要とbootstrap関数によるアプリの起動について確認しました。
※Angularの4.4.3版、TypeScriptを使って確認したものです。
※目次をクリックすると目次の下部にコンテンツが表示されます。
(title.component.ts) import { Component, Input } from '@angular/core'; @Component({ selector: 'app-title', template: '<h1>{{title}} {{subtitle}}</h1>' }) export class TitleComponent { @Input() subtitle = ''; title = 'Angular Modules'; } (app.module.ts) import { NgModule } from '@angular/core'; import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser'; import { Component } from '@angular/core'; import { TitleComponent } from './title.component.ts'; @Component({ selector: 'my-app', template:` <app-title [subtitle]="subtitle"></app-title> ` }) export class AppComponent { subtitle = '(v1)'; } @NgModule({ imports: [ BrowserModule, ], declarations: [ AppComponent, TitleComponent ], bootstrap: [ AppComponent ] }) export class AppModule { } (main.ts) import { platformBrowserDynamic } from '@angular/platform-browser-dynamic'; import { AppModule } from './app.module.ts'; platformBrowserDynamic().bootstrapModule(AppModule); (index.html) : <script src="systemjs.config.js"></script> <script> System.import('app/main.ts').catch(function(err){ console.error(err); }); </script> : </head> <body> <div class="container"> <my-app>Loading...</my-app> </div> </body>
・コンポーネントは、Angular1のディレクティブに類似している。
・Webコンポーネントの機能によって作られている。
・コンポーネントは、ビューとロジックを持つ。
・サービスを依存性注入によって連携できる。
・コンポーネントは、プロパティパインディングを使用して値の更新をチェックする。
・コンポーネントはイベントを処理でき、イベントハンドラーは、コンポーネントのクラス内で定義されたパブリックメソッド。
2)モジュールとコンポーネントの関係
・Angularアプリは、モジュール構成で、目的に応じて分けられた複数のファイルで構成。上記サンプルではtitle.component.ts
・多くのファイルはコンポーネントとしてexportしている。exportすることにより、他のモジュールからこのコンポーネントを利用できる。
・他のコンポーネントを使用する場合は、importする。
例)
import { TitleComponent } from ‘./title.component.ts’;
title.component.tsという名前のファイルをインポートし、”TitleComponent”というシンボルで参照する。
3)コンポーネントのメタデータ
・メタデータを指定する事によってクラスがAngularコンポーネントになる。
@Component({ selector: 'app-title', template: '<h1>{{title}} {{subtitle}}</h1>' }) export class TitleComponent { @Input() subtitle = ''; title = 'Angular Modules'; }
・Angularは、ビューの組み立てやコンポーネントがアプリの他のパーツとどのように関連するのかを知るためにメタデータを必要とする。
・コンポーネントのメタデータは、Angularの”Component”関数を使って定義する。
・”Component”関数は、Angularのcoreモジュールをインポートしてアクセスする。
・TypeScriptでは、@シンボルでプレフィックスし、コンポーネントクラスの真上に記述する事によって、この関数をクラスへのデコレータとして適用する。
・@Componentの記述によって、AngularはこのクラスがAngularコンポーネントであることを認識し、引数で指定した”selector”と”template”はconfigurationオブジェクトとなる。
“selector”はCSSセレクターの名前を示し、”template”はコンポーネントのビューとなる。
・上記サンプルでは、ビュー内でselector属性で指定した”my-app”の記述を見つけると、Angularは”AppComponent”クラスのインスタンスを生成して、テンプレートを表示する。
例)
<my-app>Loading…</my-app>
例)
@NgModule({ imports: [ BrowserModule, ], declarations: [ AppComponent, TitleComponent ], bootstrap: [ AppComponent ] })
○imports属性
・モジュールのリストを指定。
・BrowserModuleは、すべてのブラウザーアプリがインポートしなければならないモジュール。
○declarations属性
・このモジュール内で定義したカスタムのディレクティブとパイプのリストを指定。
○bootstrap属性
・このモジュールがブートストラップされるときにブートストラップされるべきコンポーネントを定義
・Angular2がアプリを開始するとき、AppComponentのtemplateで定義したHTMLをindex.htmlの<my-app>要素タグ内に配置する。
import { platformBrowserDynamic } from ‘@angular/platform-browser-dynamic’;
import { AppModule } from ‘./app.module.ts’;
platformBrowserDynamic().bootstrapModule(AppModule);
・ブラウザ内にアプリをコンパイルし、アプリを開始する。
-
基本、仕組み
- Angular2のモジュール、コンポーネント、bootstrapの概要
- データバインディングの概要
- プロパティバインディングとアトリビュートバインディング
- イベント処理
- NgClass、NgStyle、クラスバインディング、スタイルバインディングを使ってcss設定
- 内挿(interpolation)、2Wayバインディングの概要
- NgForを使ってリストやテーブルを作成
- NgSwitchで内部にあるHTMLテンプレートの表示を切り替え
- NgIf、[style.display]、[hidden]を使って表示、非表示を切り替え
- inputs、@Inputを使ってディレクティブ間で値を受け渡し
- outputs、@Output、EventEmitterを使ってカスタムイベントを定義
- カスタム構造ディレクティブ作成
- NgForを使ってラジオボタン、selectメニューを作成
- フォームのバリデーションチェック、動的にCSS追加
- カスタムバリデート、カスタムフォーム
- フォームで非同期のバリデート、入力値の変更検知
- サービスの概要、サービスを使ったサンプル作成
- Promiseを使って非同期にデータを取得
- ビルトインパイプ
- カスタムパイプでソート(orderBy)機能のサンプル作成
- Bootstrap3を使ってページング
- ステートフル、非同期パイプの使用方法
- HTTPでサーバーからJSONデータ取得
- HTTP POST送信
- Observableを使ってHTTPリクエストを複数送信
- JSONPを使ってサーバー通信
- ルーティング設定、RESTのサンプル作成
- Angular2でNavigationEndイベントを使ってflashメッセージ表示
- ルーターの遅延ロード(AsyncRoute)とrouterCanDeactivateの使用方法
- Angular v4のUpgradeModuleを使ってAngularJS v1アプリを動作
- Angular v4のUpgradeModuleを使ってAngularJS v1アプリとのハイブリッドアプリを動作
ディレクティブ
フォーム
サービス
パイプ
HTTP
ルーティング
UpgradeModuleを使ってv1アプリを動作、ハイブリッで動作
-
基本、仕組み
- Angular2のモジュール、コンポーネント、bootstrapの概要
- データバインディングの概要
- プロパティバインディングとアトリビュートバインディング
- イベント処理
- NgClass、NgStyle、クラスバインディング、スタイルバインディングを使ってcss設定
- 内挿(interpolation)、2Wayバインディングの概要
- NgForを使ってリストやテーブルを作成
- NgSwitchで内部にあるHTMLテンプレートの表示を切り替え
- NgIf、[style.display]、[hidden]を使って表示、非表示を切り替え
- inputs、@Inputを使ってディレクティブ間で値を受け渡し
- outputs、@Output、EventEmitterを使ってカスタムイベントを定義
- カスタム構造ディレクティブ作成
- NgForを使ってラジオボタン、selectメニューを作成
- フォームのバリデーションチェック、動的にCSS追加
- カスタムバリデート、カスタムフォーム
- フォームで非同期のバリデート、入力値の変更検知
- サービスの概要、サービスを使ったサンプル作成
- Promiseを使って非同期にデータを取得
- ビルトインパイプ
- カスタムパイプでソート(orderBy)機能のサンプル作成
- Bootstrap3を使ってページング
- ステートフル、非同期パイプの使用方法
- HTTPでサーバーからJSONデータ取得
- HTTP POST送信
- Observableを使ってHTTPリクエストを複数送信
- JSONPを使ってサーバー通信
- ルーティング設定、RESTのサンプル作成
- Angular2でNavigationEndイベントを使ってflashメッセージ表示
- ルーターの遅延ロード(AsyncRoute)とrouterCanDeactivateの使用方法
- Angular2とBootstrap4でAccordion
- Angular2とBootstrap4でCarousel
- Angular2とBootstrap4でドロップダウン
- Angular2とBootstrap4でツールチップ、ポップオーバー
- Angular2とBootstrap4でタブ
- Angular2とBootstrap4でページネーション(ページャー)
ディレクティブ
フォーム
サービス
パイプ
HTTP
ルーティング
Bootstrapと連携