mysqladminコマンドでMySQLサーバーが稼動しているかどうか、スレッドがどのような状態か確認することができます。
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サーバーが動作しているかを確認
“mysqladmin ping”コマンドで確認できます。
例)
例)
$ mysqladmin ping -u root -p Enter password: mysqld is alive
どのスレッドが起動しているか表示
“mysqladmin processlist”コマンドで確認できます。
例)
例)
$ mysqladmin processlist -u root -p Enter password: +----+------+-----------+----+---------+------+-------+------------------+ | Id | User | Host | db | Command | Time | State | Info | +----+------+-----------+----+---------+------+-------+------------------+ | 10 | root | localhost | | Sleep | 5335 | | | | 54 | root | localhost | | Query | 0 | | show processlist | +----+------+-----------+----+---------+------+-------+------------------+
MySQLサーバーのステータス情報を確認
“mysqladmin status”コマンドで確認出来ます。
例)
例)
$ mysqladmin status -u root -p Enter password: Uptime: 8156 Threads: 2 Questions: 455 Slow queries: 0 Opens: 34 Flush tables: 1 Open tables: 27 Queries per second avg: 0.55
●mysqladmin statusの出力項目の説明
・Uptime
MySQLサーバーが稼動している秒数。
・Threads
アクティブスレッド(クライアント)の数。
・Questions
サーバー稼動後、クライアントからのクエリーの数。
・Slow queries
long_query_time秒よりも時間を要したクエリーの数。
・Opens
サーバーによって開かれたテーブルの数。
・Flush tables
サーバーが実行したflush-*、refresh、reloadコマンドの数。
・Open tables
現在開いているテーブルの数。
・Memory in use
mysqldによって直接割り当てられたメモリーの量。–with-debug=fullでコンパイルされたときのみ表示。
・Maximum memory used
mysqldによって直接割り当てられたメモリーの最大量。–with-debug=fullでコンパイルされたときのみ表示。
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