ストリートビューサービスを使って、クリックした地点のストリートビューを表示するサンプルコードを作成しました。
(1)サンプルコード
デモ表示へ
(2)サンプルコードの内容
1)地図上のクリックを監視するイベントを登録
events: {
click: function (map, eventName, originalEventArgs) {
:
2)クリック位置からストリートビューのデータを取得
StreetViewServiceのgetPanoramaByLocationメソッドを使って、クリックした位置のストリートビューデータを取得します。
var sv = new google.maps.StreetViewService();
var event = originalEventArgs[0];
sv.getPanoramaByLocation(event.latLng, 50, processSVData);
イベントで検知した位置情報(event.latLng)と検索対象の半径(50m)を引数に指定して、その範囲内のストリートビューパノラマデータを検索します。
検索したパノラマデータをコールバック関数(processSVData)に渡して処理します。
3)コールバック関数(processSVData)
引数の”data”はStreetViewPanoramaDataオブジェクト
引数の”status”はStreetViewStatusオブジェクト
①クリックした場所でパノラマデータを見つける事が出来たかどうかステータス(StreetViewStatus)を確認
if (status == google.maps.StreetViewStatus.OK) {
②引数のStreetViewPanoramaDataオブジェクトのlocation.latLng属性から位置情報を取得し、マーカーを設定
$scope.map.marker.latitude = data.location.latLng.lat();
$scope.map.marker.longitude = data.location.latLng.lng();
$scope.map.marker.title = data.location.description;
③ストリートビューのデータ取得
StreetViewPanoramaDataオブジェクト(data)からパノラマIDを取得し、setPanoでStreetViewPanoramaオブジェクトを設定します。
panorama.setPano(data.location.pano);
④ストリートビューの表示をONにする
StreetViewPanoramaオブジェクトのsetVisibleでストリートビューの表示をONにします。
panorama.setVisible(true);
AngularJS、Googleマップの他の記事の目次
- WordPressでAngularJSを使ったGoogleマップを使えるようにする
- google-mapディレクティブを使って地図を表示
- 地図上に複数のマーカーを表示する
- マーカーをクリックして情報ウィンドウを表示
- マーカーでイベントを処理
- 重複して表示されるマーカーをクラスター化する方法
- 交通レイヤを表示する方法
- ルートサービスを使って簡単な徒歩ルートを表示する
- 経由地を指定して徒歩ルートを表示する
- ルート計算の結果をテキストでも表示する
- ドラッグ可能なルートを表示し、結果をテキストでも表示
- ルートサービスで表示するルートの線の色、太さを設定する方法
- Fusionテーブルのデータを地図上にマーカーとして表示
- 逆ジオコーディングで地図上クリックで住所を表示
- ジオコーディングを使って入力した住所にマーカーを表示
- 地図とストリートビューを並べて表示
- クリックした地点のストリートビューを表示
- 地図上にGoogleアドセンスの広告を表示
- パノラミオ(Panoramio)の写真を表示
- パノラミオ(Panoramio)の写真をタグでフィルタして表示
- プレイスライブラリで店や施設を表示(1)nearbySearch
- プレイスライブラリで店や施設を表示(2)テキスト検索
- プレイスライブラリで店や施設を表示(3)詳細情報表示
- 地図に独自のスタイルを設定
- 地図上にラインを表示
- プレイスライブラリで店や施設を表示(4)オートコンプリート
- WordPressでAngularJSを使ったGoogleマップを使えるようにする
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