MySQLのCREATE TABLE文のPACK_KEYSオプションについて資料を読んで概要をまとめました。
●CREATE TABLEのPACK_KEYSオプションの概要
・MyISAMストレージエンジンでは、インデックスサイズを小さくするためにプレフィックス圧縮を使用していて、より多くのインデックスがメモリ内におさまるようにし、使用状況によっては大幅に性能を向上できる。
・PACK_KEYSオプションを指定せずにテーブルを作成した場合のデフォルトでは、文字列のみが対象で数値の圧縮は行われない。
PACK_KEYSオプションで1を指定すると数値も圧縮できる。
・サイズが小さくなり読み込みは早くなる事が期待できるが更新は遅くなる。
・I/Oバウンドの環境では効果が期待できる。
・PACK_KEYSオプションで0を指定すると圧縮を無効に出来る。
・すべてのキーは、前のキーが次のキーと何バイト分同一かを示す1バイトのスペースを必要とする。 関連記事の目次
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インストール、基本設定、文字コード、仕組み
- MySQLのインストール
- CentOS6でMySQL5.1からMySQL5.7へアップデートする手順、注意点
- CentOS6.10でMySQL5.7からMySQL8へアップデートする手順、注意点
- MySQLサーバーの起動スクリプト(v5.1)
- MySQLのファイルシステムとストレージエンジンの概要
- MySQLのデータ型の概要
- MySQLのサーバー、データベース、テーブル、カラムの文字コード設定とクライアントからのサーバー接続時の文字コード設定
- MySQLの”LOAD DATA INFILE”などでCSVファイル入出力時の文字コード、権限などの注意点
- セキュリティを考慮し、MySQLの匿名ユーザーにパスワードを設定、または削除
- CentOS6にphpMyAdminを導入
- MySQLのbツリーインデックスの概要とマルチカラムインデックス
- MySQLのプレフィックスインデックス、FULLTEXTインデックスの概要
- MySQLのEXPLAINの実行例
- MySQLのインデックス結合の概要
- MySQLのSelect文でインデックスのカラムのみ取得する場合のメリット
- MySQLのORDER BY句でインデックスを使用
- MySQLのPACK_KEYSオプション
- MySQLのインデックス統計更新の概要
- MySQL初期設定確認
- mysqladminコマンドでMySQLサーバーの状態確認
- mysqlshowコマンドで簡単にデータベース、テーブル定義の確認
- awkを使ってmysqlshowの必要な列のみ表示
- MySQLのスロークエリログの概要と表示方法
- show profileでクエリーの内部処理時間を調査
- MySQL Benchmark Suiteによるパフォーマンス測定
- MySQLの診断、監視に利用できる外部ツール
- WordPressデータベースのバックアップとリストア
- Bashスクリプトでmysqldumpバックアップと世代管理
- MySQLの壊れたテーブルのチェック、修復方法
- MySQLのインデックス統計更新の概要
- MySQLのフラグメンテーションの概要と改善方法
- MySQLのスレッド、コネクションに関する設定値、チューニング
- MySQLのセッション単位に設定するバッファーサイズ
- MySQLのクエリキャッシュの設定値、パフォーマンス
- MySQLのテーブルオープン、クローズとテーブルキャッシュのチューニング
- MyISAMキーキャッシュの概要とチューニング
- MySQLのソートに関する設定値とステータス
- MySQL innoDBの性能関連の設定値とステータス確認
- MySQL MyISAMの性能関連の設定値とステータス確認
インデックス
状態確認、調査
バックアップ、リストア、メンテナンス
パフォーマンス、チューニング