mysqlshowコマンドはOSのコマンドラインから入力するので、OSのツールと連携して実行できます。awkを使ってmysqlshowで出力される項目の必要な部分のみ表示できます。
※mysqlshowコマンドの基本的な使い方は下記を参照。
mysqlshowコマンドで簡単にデータベース、テーブル定義の確認
※目次をクリックすると目次の下部にコンテンツが表示されます。
テーブルのカラム定義を表示
デフォルトだとたくさんの項目が表示されます。awkを使って必要な項目のみ表示する例を示します。
awkコマンドは、下記構文で指定します。
awk -F”区切り文字” ‘{ print $1 $2 ・・}’
$1、$2の部分で区切り文字で区切って生じる列の列番号を指定し、表示したい列を設定します。
●テーブル定義のカラム名、タイプ、Null可否、キー、デフォルトの項目のみ表示したい場合
awkコマンドは、下記構文で指定します。
awk -F”区切り文字” ‘{ print $1 $2 ・・}’
$1、$2の部分で区切り文字で区切って生じる列の列番号を指定し、表示したい列を設定します。
●テーブル定義のカラム名、タイプ、Null可否、キー、デフォルトの項目のみ表示したい場合
$ mysqlshow -u root -p wpdb wptbl_comments | awk -F"|" '{ print $2 $3 $5 $6 $7 }' Enter password: Field Type Null Key Default comment_ID bigint(20) unsigned NO PRI comment_post_ID bigint(20) unsigned NO MUL 0 comment_author tinytext NO comment_author_email varchar(100) NO comment_author_url varchar(200) NO comment_author_IP varchar(100) NO comment_date datetime NO 0000-00-00 00:00:00 comment_date_gmt datetime NO MUL 0000-00-00 00:00:00 comment_content text NO comment_karma int(11) NO 0 comment_approved varchar(20) NO MUL 1 comment_agent varchar(255) NO comment_type varchar(20) NO comment_parent bigint(20) unsigned NO MUL 0 user_id bigint(20) unsigned NO 0
テーブルの詳細情報を整理して表示する
$ mysqlshow -u root -p wpdb wptbl_comments -i | awk -F"|" '{ print $2 $3 $4 $5 $6 $7 $8 }' Enter password: Name Engine Version Row_format Rows Avg_row_length Data_length wpjpn_comments MyISAM 10 Dynamic 3 242 728 $ mysqlshow -u root -p wpdb wptbl_comments -i | awk -F"|" '{ print $9 $10 $11 $12 $13 }' Enter password: Max_data_length Index_length Data_free Auto_increment Create_time 281474976710655 6144 0 4 2013-10-08 10:53:24 $ mysqlshow -u root -p wpdb wptbl_comments -i | awk -F"|" '{ print $14 $15 $16 $17 }' Enter password: Update_time Check_time Collation Checksum 2013-11-26 22:44:26 2013-10-08 10:53:24 utf8_general_ci
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