メールアドレスのユーザー部とサーバー内のユーザアカウントを関連付けるエイリアス設定についてです。
●qmailのエイリアス設定
qmailでは、user@example.comのメールアドレスを受信した場合、サーバー内のローカルアカウント”user”に配送を試みますが、”user”アカウントが存在しない場合は、/var/qmail/alias内のエイリアス設定を確認して、エイリアス設定で設定されている配送先に配送します。
●設定方法
ここでは、info@example.com宛てのメールをローカルアカウント”support”へ配送する場合を例にして説明します。
①/var/qmail/alias/ディレクトリ内に下記のような名前でエイリアスファイルを作成します。
.qmail-[メールアドレスのユーザー部]
設定例)
# cd /var/qmail/alias
# vi .qmail-info
②エイリアス設定ファイル(.qmail-[メールアドレスのユーザー部])内に下記書式で配送先のユーザーアカウント名を設定します。
&配送先のユーザーアカウント名
設定例)
&support
●動作確認
info@example.com宛てにメール送信。
ローカルアカウント”support”にメッセージが送られている事を確認。