VPSサーバーでWebサイト公開 備忘録 ~Linux、MySQLからAJAXまで

ネームサーバー情報、whois情報の確認方法

ドメインを登録するには、お名前.comのようなレジストラにドメインを申請する必要があります。自分が登録したドメイン情報は把握していても上位のネームサーバーなどの情報はあまり意識していないかもしれません。
 
ここでは、ドメイン登録の仕組みと上位のネームサーバーの情報を確認する方法、whois情報の確認方法についてまとめました。

※目次をクリックすると目次の下部にコンテンツが表示されます。

ドメイン登録の仕組み
①レジストリ
 
・レジストリとは、トップレベルドメイン(ゾーン)のデータファイルを管理する責任を持った組織であり、このデータファイルには、そのトップレベルドメインの各サブドメインへの委任情報が入っている。
 
②レジストラ
 
・レジストラとは、ユーザーとレジストリ間の橋渡しをし、登録業務に関連する付加サービスを提供する。
 
③ドメインを登録
 
・ユーザーが登録したいドメインを委任するネームサーバー、連絡先、請求先情報などとともにレジストラに申し込む。
 
・レジストラは、ユーザーから受け取ったゾーンのデータや他の情報をトップレベルドメインのデータファイルに書き加えてもらうよう、レジストリに手続きする。
nslookupコマンドでネームサーバーを確認
自分のドメインのネームサーバーをnslookupコマンドで確認する事ができます。ここでは、”example.info”というドメインのネームサーバーを確認する例を示します。
 
C:\Users\user>nslookup
既定のサーバー:  ntt.setup
Address:  192.168.1.1
 
> set type=any
> example.info
サーバー:  ntt.setup
Address:  192.168.1.1
 
権限のない回答:
example.info      nameserver = 02.dnsv.jp
example.info      nameserver = 01.dnsv.jp
example.info      nameserver = 03.dnsv.jp
example.info      nameserver = 04.dnsv.jp

example.info      nameserver = 04.dnsv.jp
example.info      nameserver = 02.dnsv.jp
example.info      nameserver = 03.dnsv.jp
example.info      nameserver = 01.dnsv.jp
whois情報
ドメインの登録情報は、インターネット上のwhoisで公開することを義務付けられています。自分のドメイン名のwhois情報を確認する方法についてです。
 
下記サイトで確認する事ができます。
Whois Lookup, Domain Availability & IP Search – DomainTools
 
①ネームサーバーを確認
 
下記のように”Name Server”の欄で確認する事が出来ます。
 
表示例)
Name Server:01.DNSV.JP
Name Server:02.DNSV.JP
 
②ドメインの登録者、担当者などの情報
 
お名前.comの”Whois情報公開代行”サービスを利用すれば、ドメインの登録者、管理担当者、経理担当者、技術担当者の情報を自分の個人情報ではなく、代わりにお名前.comの情報に代えて表示する事が出来ます。
 
表示例)
Admin Name:Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Admin Organization:Whois Privacy Protection Service by onamae.com
 :
Billing Name:Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Billing Organization:Whois Privacy Protection Service by onamae.com
 :
Tech Name:Whois Privacy Protection Service by onamae.com
Tech Organization:Whois Privacy Protection Service by onamae.com
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