Windows7からCentOS6にリモートデスクトップで接続するための手順についてです。
1)xrdpのインストール
①EPELリポジトリを追加
xrdpをEPELリポジトリからインストールするため、EPELリポジトリを追加する。
※EPELリポジトリとは?
CentOS 標準のリポジトリでは提供されていないパッケージを、yumコマンドでインストールすることを可能にするリポジトリ
例)epel-release-6-8.noarch.rpmをインストールする場合
$ sudo rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
②xrdpパッケージのインストール
$ sudo yum install xrdp
$ sudo yum install tigervnc-server
2)ファイアーウォールの設定
①iptablesにポリシー追加
例)自端末のネットワークアドレスのみ接続を許可する
# vi /etc/sysconfig/iptables
-A INPUT -s 192.168.1.0/24 -m state –state NEW -m tcp -p tcp –dport 3389 -j ACCEPT
②サービス再起動
# service iptables restart
3)日本語キーボードの設定
日本語キーボードの設定ファイルを作成。
①下記サイトからkm-e0010411.iniをダウンロード
[Xrdp-devel] Keyboard issue and Japanese Keyboard Layout
②km-e0010411.iniからkm-0411.ini、km-e0200411.ini、km-e0210411.iniを作成し、/etc/xrdp以下にコピー。
# cd /etc/xrdp
# cp ~/ダウンロード/km-e0010411.ini km-0411.ini
# ln -s km-0411.ini km-e0010411.ini
# ln -s km-0411.ini km-e0200411.ini
# ln -s km-0411.ini km-e0210411.ini
4)xrdpサービスの開始、起動設定
①サービスを開始
# service xrdp start
②自動起動の設定
# chkconfig xrdp on