あるパッケージをインストール中、たとえば
“mysql.h is missing”
“phpize: command not found”
などのエラーが発生した場合は、”mysql.h”または”phpize”を所有するパッケージをインストールすると解決する場合が多いです。
ただ、対象のファイルを含むパッケージが何なのかについては、すぐには分からない場合も多いと思います。
検索エンジンでエラーコメントで検索すれば見つかると思いますがyumコマンドで分かる場合もあります。
○構文
yum provides “検索文字”
※検索文字に、ワイルドカードやファイル名を指定する。
例1)
$ yum provides "*/mysql.h" : mysql-devel-5.1.61-4.el6.x86_64 : Files for development of MySQL applications Repo : base Matched from: Filename : /usr/include/mysql/mysql.h : mysql-devel-5.1.67-1.el6_3.x86_64 : Files for development of MySQL applications Repo : installed Matched from: Filename : /usr/include/mysql/mysql.h
例2)
# yum provides "*/phpize" : php-devel-5.3.3-22.el6.x86_64 : Files needed for building PHP extensions Repo : base Matched from: Filename : /usr/bin/phpize : php-devel-5.3.3-23.el6_4.x86_64 : Files needed for building PHP extensions Repo : updates Matched from: Filename : /usr/bin/phpize
上記実行例のように、該当するパッケージのリストが、インストール済み、未インストールに関わらず表示されます。
パッケージ名が分かれば、後は普通に”yum install パッケージ名”でインストールする事が出来ます。